9月の誕生石 サファイア

9月の誕生石は、サファイアとクンツァイトです

今回はサファイアをご紹介しましょう

サファイアと聞くと、赤いルビーと対をなす、青い宝石の代表のように思われるかもしれませんが、サファイアには、実はピンクや緑や黄色いものもあります

ルビーとサファイアは同じ元素を持つコランダムという鉱物なのですが、クロム(Cr)という元素の含有量が、1%を超えると赤くなり、それだけをルビーと呼びます

それ以外の色の石は、ピンクだろうが緑だろうが透明だろうが、全てサファイアという訳です(ちなみにピンクサファイアのクロム含有量は0.1%くらいです)

ルビーもサファイアも、ダイヤモンドに次ぐ硬さがあるので、普段使っていても
あまり傷がついたりはしないでしょう

サファイアの石言葉は、「誠実」、「慈愛」、「徳望」、「成功」となっていて
やはりなんといっても青いイメージの強いサファイアは、
「天上界の青」を持つ聖なる石とされ、神の恩寵や知恵の象徴として多くの神話や伝説に登場します

古代ペルシアでは地球を支える台座のかけらと信じられ、
ギリシャ神話では太陽神アポロンに捧げられた知恵と正義の石でした

他にも、モーセの十戒にはサファイアがはまっていたとか、ソロモン王の指輪の宝石はサファイアだったとか、様々な逸話があります

この石言葉たちも、このような神話のイメージから付けられたのかもしれません

中世ヨーロッパでは、サファイアの青は「天国」の色そのものと信じられ、
法王や聖職者が神聖さの象徴として身に付ける「聖職者の印」でした
また、病を治す魔力や真実を見抜く力があるとされ、お守りや裁判の道具としても
重宝されました

19世紀近くになって、鉱物の研究が進み、サファイアにいろんな色があると分かるまで、青以外のサファイアは、別の鉱物や下位の石とみなされ、
青色の物ほど重視されていませんでしたが、それでも美しさは人を惹きつけ、
装飾品へと加工されてきたことでしょう

青いサファイアの深い色はやはりとても魅力的ですが、ファンシーなカラーサファイアも
一度探してみてはいかがでしょう

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