珊瑚は赤いほど良い?

日本で採取できる宝石は何があるかご存知でしょうか?

いわゆる輝石(ダイヤ、サファイア、ルビー等)はあまり取れないかもしれませんが

島国ですので、海の中にお宝は眠っているようです

直ぐに浮かぶのは真珠かもしれませんが、今回は珊瑚(サンゴ)のお話です

サンゴ(Coral コーラル)は、ギリシャ神話で、英雄ペルセウスが、髪の毛が蛇で

目が合った人を視線で石にするという怪物メドゥーサを倒した時に

海に滴り落ちた血が固まったものとされ、魔除けや安産のお守りとして重用されてき

ました

なんか恐ろしくて生臭い感じのお話ですよね

コーラルはギリシャ語で「海の娘」という意味です

その成り立ちのお話の通り、血のように赤い「血赤珊瑚」が最高級とされ、

古くからギリシャやローマで、その色の鮮やかさと、入手が比較的簡単だった

からでしょうか、装飾品として人気でした

そのように石器時代から親しまれていたにもかかわらず日本では、仏教伝来と同時に

中国から持ち込まれ、江戸時代までは高価な輸入品だったそうです

ところが、1800年代になって高知県沖で偶然珊瑚が見つかり、

明治時代に入ると積極的に採取されるようになり、

日本の血赤サンゴは、別名:土佐サンゴといわれるほど高品質で深い赤みがあり

ヨーロッパでは高い評価を受けています

真珠もそうですが、サンゴは鉱物ではなく動物です

枝や手のように見えているのは、小さな動物が集まってそう見えているのです

触手がありプランクトンを捕まえて食べるようです

そして長い時間をかけて大きく成長していきます

この辺りは真珠が、真珠層をまいていくのと同じですね

真珠もサンゴも大切な海の資源なので、美しいとはいえ

採りすぎなどに気をつけたいものですね

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