雛祭りに寄せて

雛祭りの意味はご存知ですか?

起源は平安時代になるそうですが、女の子の健やかな成長と健康や幸せを願い
子供に降りかかる厄災や穢れを、身代わりとなって受けてくれるように
と言う願いを込めて作られました

元々は受けた厄災ごと、人形を川へと流していたようですが(流し雛)、
時代と共に、流すのではなく「飾って」厄を払う風習へと変化しました

こう言うと、「えっ、厄?穢れ?何それ怖い!」と思われるかもしれませんが、
平安時代は医学も薬学も今のように頼りにはならず、風邪でも、
深刻な病気にかかっても、全てが厄のせいとされ、薬草を煎じて飲んで、お坊様に祈祷してもらうしかなかったのですから、子供が無事成長してくれるようにと言うのは、とても切実な願いだったのでしょうね


飾るものにも意味があり、例えば「雛あられ」は、春夏秋冬の4色に分けられていて
四季からパワーを受けるためですし、
「菱餅」は、赤=魔除け、白=清浄、緑=長寿の願いを重ねているのです

時代と共に、お雛様は美しく豪華になり、お道具やお付の方々の数も、徐々に増えていきました

着物も、有名な織りもので仕立てられ、屏風に金箔が貼られ、お道具に螺鈿(らでん)が散りばめてあります
平安時代の人たちが見たら目を回しそうですが、子供たちの健康と幸福を祝う気持ちは、変わりません
今の時代、私たちは平和に生きていけているからこそ、こんな風にお祭りを祝う事ができているのでしょうね

3月3日はお母さんの”娘”に戻って、感謝するのも良いですね
そして、将来、貴方が”お母さん”になることがあれば、同じように子供の成長を祈ってあげてくださいね

canoe~カノエ~君を守る

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