指輪に託された名前

婚約指輪や結婚指輪には、いろいろな名前が付けられています

これは日本特有の現象かも知れません

自然を思わせる名前、植物の名前、運命や時の流れを感じさせる名前など

それぞれの作者がインスピレーションを得た創作活動の中で、

婚約や結婚という、人生の一大イベントに臨まれる方の、気持ちや思い出に

少しでも寄り添いたいという想いでつけてあることと思います

海外の名だたるジュエリーショップの婚約指輪は、もっとドライです

ダイヤモンドの形や色を選び (日本のように必ずしも丸ではなく、オーバルカット

やスクエアカットや、マーキスカット等も多く選ばれます)、枠のデザインを選び、

脇石をつけるかどうかを選び、予算内で作り上げます

個人の好みを集めて作るパーツを組みたてる感じです


それに比べて日本の作品は、ダイヤモンドや枠の素材が選べるとはいえ、

フォルムがまるでひとつの造形作品のように繊細で、彫刻を見ているようです

葵山葵AOIWASABIの【うらら】を見てみますと、まず名前に惹かれます

日本語というものが複雑なせいもあるのでしょうが、この意味をはっきり

説明できるかというと、何か難しいように思えますよね


【うらら】から想像できるのは「春の穏やかな日」

そこから、たんぽぽや蓮華の花も頭に浮かびます

うらら

実際、【うらら】の語源は「うららか〈麗らか)」で、春の柔らかな日が照った

様子を説明する大和言葉です


この言葉ひとつで、ぽかぽかした自然や日当たりの良い場所を想像するのは

もはや日本人のDNAに組み込まれた感性なのかもしれません

この指輪は、もう《暖かさ》を持っているのです

名前や言葉というのは奥深いものです

探してみれば、婚約や結婚・パートナーとの関係など、あなたにぴったりの言葉を持

った指輪が見つかるかもしれませんよ


「くにゃり」「りんご」「蛍」「襲」「居場所」

みんな、当店、雅-miyabi-にある指輪たちの名前です

デザインと共に、あなたの気持ちに寄り添う名前の指輪を探してみませんか?

コラム一覧へ戻る