William-Lenny Daiamond(ウィリアム・レニー ダイヤモンド)をご存知ですか?

婚約指輪の定番はダイヤモンド、というのは当たり前、皆様もご存知のことと思います。

そもそもダイヤモンドは炭素の塊で(炭や石炭と同じですね)、火事などで高熱にさらされると、燃え上がりはしませんが、焦げてしまいます。

ですがその歴史というのは、地下深くで高温高圧で結晶化した炭素が、何億年もかけて透明の結晶になったという、途方もなく長い奇跡とロマンを秘めた宝石です。
鉱物の中で一番硬く、その為ギリシャ語のadamas(不屈、無敵)から名付けられ
「固い絆」や「永遠の愛」が石言葉になっています。

ダイヤモンドは、紀元前の昔からその透明度と希少性と硬さによって、最高の宝石として知られていましたが、研磨したダイヤが一般的になったのは、なんと19世紀になってからです。
それまでは原石をそのまま指輪や冠などに【硬さ=権力や力の象徴】として使っていたのですが、研磨技術の発達が透明の石だったダイヤモンドを、光り輝く現在のダイヤモンドへと変えて行きました。
形も様々あるのですが、丸(ラウンドブリリアントカット)、四角(スクエアカット)、涙型(ペアシェイプ)等の形が一般的になっています。
中でも、光の反射で光り輝くためと、形がシンプルで指輪やペンダントに加工しやすいため、お店に並んでいるのはラウンドカットの物が多いと思います。

ダイヤモンドの研磨(カット)は研究が重ねられ、どの角度でどのようにカットすれば一番ダイヤが美しく光るのか、今でもその挑戦は続けられています。

現在、世界的にも綿密に計算されたラウンドシェイプのアイデアルカットが有名ですが
(*アイデアルは”理想的”の意味です)、当店、雅‐miyabi‐ではアイデアルカットよりも、更に輝きを増すように計算されて研磨された、『ウィリアム・レニー ダイヤモンド』をご紹介しています。

WLダイヤモンド
ダイヤモンドのカットは昔から研究が重ねられていて、1900年代の初頭にはトルコフスキーと呼ばれる完成度の高いカットがすでに標準となっていましたが、技術やコンピューターの発展のもとに、2007年に新たな“斬新なダイヤモンドカット理論”が 発表されました。
今までのラウンド・ブリリアント・カットに更なる輝きを放たせるというアイデアで、これまでの入射光の上部への反射面積を、理論値で最大4倍の明るさにまで引き上げるというものでした。

その新しい理論を試行錯誤の末に実現し、世界で一番光るといわれるダイヤモンドのカットこそが、【William-Lenny Diamond(ウィリアム・レニー ダイヤモンド)】と呼ばれるダイヤモンド
のルースなのです。

指にキラッと光るダイヤモンド、カラーもクラリティもカラットももちろん重要ですが、
光量の少ない室内でも眩しい位に反射するウィリアム・レニー ダイアモンドをあなたの人生の光としてはいかがでしょうか?

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