コロナ禍を経て親族やゲストなどを招待せず「ふたりだけの結婚式(ふたり婚)」をおこなうカップルが増えています。新たなトレンドとなりつつある「ふたり婚」ですが、その魅力と注意したいポイントについてご紹介していきたいと思います。


◇「ふたり婚」のメリット

「ふたり婚」はその名前の通り、ゲストを招待せず結婚するふたりだけで行う結婚式。費用を抑えられたり、家庭の事情やふたりを取り巻く環境に左右されにくいのが特徴で、早婚や晩婚、再婚のカップルにも選ばれています。

ふたり婚では教会式や神前式をされるカップルや、写真のみのフォトウエディングというカップルも。また新婚旅行を兼ねてリゾート婚や海外挙式を選ぶカップルもいらっしゃいます。一般的な結婚式でゲストを招待するのに必要な費用分をふたりがこだわりたい部分に充てることができ、ドレスやブーケのグレードアップ、新婚旅行を豪華なものにすることができるというのも魅力のひとつでしょう。

また細かな点でいうと「ふたり婚」は式場や日取りの決定から当日まで、ゲストを招待しない分短期間での準備が可能。仕事が忙しいふたりや、遠距離恋愛のおふたりも準備がしやすい形式といえます。
さらに費用の面ではゲストの休日へ配慮する必要がないため平日に、日取りによっては費用をより抑えることもできるといえるでしょう。


◇「ふたり婚」で注意したいこと

人気の高まる「ふたり婚」ですが、注意しておきたい点もいくつかあります。
結婚式はゲストへ感謝の気持ちを伝える場と捉えている人も少なからずいます。ふたりにとって門出となる結婚式は親族にとっても大きなイベントとなるため、晴れ姿を見たいと考えている親御さんも多いでしょう。そのため、理解を得ずふたりだけの結婚式を済ませてしまうのは今後の家族間のすれ違いを生む可能性もあるので、しっかりと理解を得た上で「ふたり婚」を準備しましょう。

また、挙式と披露宴がパッケージになっているプランもあるため、「ふたり婚」の場合に希望の会場で結婚式ができないということもあります。希望の会場がある場合には事前のリサーチが大切です。


ゲストを招待する結婚式も、ふたりだけで行う結婚式も、それぞれ魅力があります。
ふたりにあったスタイルで納得のいく結婚式にしましょう!

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