プロポーズで贈る花の定番「バラ」。
花束はバラの本数や色によって、それぞれ意味があるのをご存知でしょうか?
これからプロポーズを予定されている方、結婚記念日のプレゼントをお考えの方もぜひ参考にしてみてくださいね。

◆本数で変わる意味

▽持ち運びしやすくスマートに渡せる少なめの本数
・1本…あなただけ
・2本…この世界はあなたと私だけ
・3本…愛しています
・4本…死ぬまで気持ちは変わらない
・5本…あなたに出会えて本当に嬉しい
・6本…お互いを愛し敬いわかち合っていこう
・7本…ひそやかな愛
・8本…思いやりに感謝
・9本…いつまでも一緒にいよう
・10本…あなたは完璧
・11本…最愛
・12本…私とつきあってください

[POINT①]
12本のバラは“ダズンローズ”と呼ばれ、1本ずつそれぞれに意味が込められています。
「愛情」「誠実」「信頼」「幸福」「尊敬」「希望」
「情熱」「努力」「感謝」「栄光」「真実」「永遠」
毎年12月12日はダズンローズデーという記念日で、恋人に12本のバラの花を贈ることで愛を表現するという日。受け取ったバラの花束から1番綺麗だと思う1本を贈ってくれた人の胸元に飾りプレゼントするという習慣もあるのだそう

▽持ち運びはほどほど少し多めで華やかな本数
・18本…誠実
・21本…あなただけに尽くす
・24本…1日中あなたを想う
・30本…縁を信じる
・36本…ドラマチック、覚えています
・40本…真実の愛
・44本…変わらない愛を信じる、出会い
・50本…偶然の出会い、永遠

[POINT②]
30本になると重みが感じられ、片手で持つのは難しく両手で抱える大きさに。一人暮らしの家に飾ることを考えると十分に華やかさがあり映える本数です。
50本になるとより重みが増ししっかりと両手で抱えるようなボリューム感に。公共交通機関を利用するカップルよりも車で移動できるカップルにおすすめです。

▽ボリュームたっぷり、もっと華やかで特別感のある本数
・99本…永遠の愛
・100本…100%の愛
・101本…これ以上ないほど愛してる
・108本…結婚してください
・365本…あなたが毎日恋しい
・999本…何度生まれ変わってもあなたを愛する

[POINT③]
100本近い数になると大人がひとりで持つにも精一杯なほど大きな花束となります。本数の多いバラの花束を贈るにはしっかりと事前準備が必要。お花屋さんへのオーダーも早めに済ませるのが良いでしょう。

[POINT④]
本数によってはネガティブな意味をもってしまうことも…。
・15本…ごめんなさい
・16本…変わりやすく不安定な愛
・17本…絶望的な愛
花束を贈る際には気をつけておきましょう。

◆色で変わる意味

▽赤
プロポーズで贈る定番カラー。1本でも映える赤いバラは愛情を象徴し、情熱や美などの意味もあります。

▽ピンク
愛らしい色味でピンクも人気のカラー。女性人気が高く、感謝やしとやか、愛の誓いなどの意味があります。結婚記念日のプレゼントにもおすすめ。

▽白
結婚式でブーケや装飾に人気のカラー。あなたにふさわしい、深い尊敬、純潔などの意味があります。

▽青
2004年に始めた誕生した青いバラ。現実不可能な生花とされていたことから奇跡、夢が叶う、神の祝福といった意味があります。本物の青いバラは薄紫に近い色味で、しっかりと青色をしたバラは白いバラに色素を茎から吸い上げ染色したものとなります。

▽緑
派手過ぎず年齢や性別問わず贈りやすい緑のバラ。希望や穏やかという意味があります。
緑のバラは限られた品種でしか見ることができず珍しく、一般的なお花屋さんでは手に入りにくいとされています。

▽紫
エレガントな印象のある紫のカラーは、大人婚のふたりにもぴったり。気品や誇り、尊敬といった意味があります。

▽オレンジ
親しみやすくポジティブな印象があり幅広く愛されるカラー。絆や信頼、健やかといった意味があります。

▽黄
日本では父の日に贈るイメージの強い黄色のバラ。平和や献身という意味がありますが、友情や嫉妬といった意味もあります。意味を知っているという方はプロポーズでは避ける傾向にあります。

▽黒
黒みがかっている赤色のバラを黒バラやブラックローズとも呼ばれています。永遠や不滅の愛、あなたは私のものといった意味をもちますが、その一方で憎しみといった意味もあるので黄色のバラと同様、贈る相手の趣味や嗜好を踏まえて選ぶと良いでしょう。

▽虹色
レインボーローズつとして親しまれているカラフルなバラ。無限の可能性という意味があります。レインボーローズはセクシャルマイノリティ、人権擁護活動のシンボルとしても用いられています。

今回はプロポーズの定番であるバラの花についてご紹介をさせていただきました。
多くが愛や美についてなどポジティブな意味がありますが、場合によっては避けた方がいい本数や色などもあります。意味を知った上で、二人にとってぴったりのもの、二人らしさを追求してみてはいかがでしょうか?

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