こんにちは、
雅-miyabi-京都本店のスタッフです。

今日のコラムにご紹介するものが『ベビージュエリー』です。
『ベビージュエリー』は文字の通りに、赤ちゃんのジュエリーです。
産まれてきてくれてありがとうの感謝の気持ちと、これからは幸せに成長してねの祝福を込めて贈るジュエリーをいいます。

では、なぜ『ベビージュエリー』を贈る風習がありましたか?

実は、昔に贈っていましたのは「ジュエリー」ではなく、シルバー製の「スプーン」でした。

主に木の食器を使用中世期のヨーロッパに、王族や貴族しか持っていない銀食器はとても高価で代々受け継ぐような品物であり、裕福な家の赤ちゃんはその「財産・富」の象徴の銀のスプーンを口にくわえて生まれ、生まれつき裕福で一生困りなく幸せになれるでしょうの思い込みから、
「born with a silver spoon in one’s mouth」の言葉がうまれました。
直訳すると「銀のスプーンを口にくわえて生まれる」となりますが、実は裕福な家に生まれるや生まれつき裕福の意味です。

「born with a silver spoon in one’s mouth」の言葉からだんだん「シルバーのスプーンをくわえて産まれてきた赤ちゃんは幸せになる」のという言い伝えがうみだし、
「幸せになってほしい」「食べ物に困らないように」「銀食器を使うような裕福な家庭を築けるように」と願って、赤ちゃんに銀製のスプーンをくわえ、プレゼントする風習が広がりました。

そして時代の変化により、食器のスプーンからジュエリーになりました。

ベビージュエリーは子供の出産の際のときめきを実物として残せ、何年先でも思い出しやすく、成長を実感できます。

またベビージュエリーをきっかけとして、生まれたての時に起こったさまざまのことを話し、大きくなったお子様にこの思い出があふれるほど込めたプレゼントをファーストジュエリーとして贈れます。

当店のオリジナルブランド『雅-miyabi-®』にもベビージュエリーの提案があり、ご婚約デザインの【二世の契り-にせのちぎり-】、【奏-かなで-】と同じの形で、『ベビーリング』の注文を承ります。

デザイン素敵な想いが込まれ、生まれて来たばかりの頃しか嵌められない小さい指輪を出産祝いにいかがでしょうか?
皆さまのご来店をお待ちしております。