宝石の配置による基本デザイン ~後編~

先日の[コラム|宝石の配置によるリングの基本デザイン ~前編~]では「ソリテール」「サイド・ストーン」「取り巻き」の3つをご紹介しましたが、この他にも有名な基本デザインがあります。今回も当店でお取り扱いしているリングとともにそれらをご紹介させていただきます。

◆一文字(band)
漢数字の一のように横一線に石が並ぶデザイン。石の数は基本的に奇数で一列のものを一文字、二列のものを二文字、三列のものを三文字と呼びます。
また同じサイズの石をリングの全周に留めたものをエタニティ、半周に留めたものをハーフエタニティと呼び、ダイヤモンドを並べたタイプは婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)として用いられることも多々あります。

【環-めぐる-】
小さめのメレダイヤがリングの半周に留められた京都生まれのブライダルジュエリーブランド〈雅-miyabi-®〉の華奢で繊細な結婚指輪。ハーフエタニティでサイズ直しにも対応。結婚指輪としてだけではなくアニバーサリーリングとしても人気が高い。メレダイヤなしタイプもあり、自分らしい重ね着けが楽しめます。
セットでデザインされた婚約指輪は先日のコラムでご紹介した“取り巻き”タイプにあたるデザインの【向日葵-ひまわり-】。アーム部分はメレダイヤなしでもおつくり可能です。

◆マルチストーン
センター石がなく複数のメレのみで構成されたタイプ。メレの組み合わせは同種類の宝石で同じサイズを使用したものから、サイズ違いのもの、ラウンドとマーキスといった形状の異なるもの、宝石の種類が違うものといった様々なタイプがあります。
異なる色の宝石が組み合わさったものを“カクテルリング”、ラウンドブリリアントカットの宝石が石畳のように接して並んでいるものを“バヴェ・セッティング(pave setthing)”と呼びます。

【SHIROYASHIO-シロヤシオ-】
山深くに咲く鮮やかなシロヤシオの花をイメージして、リング一面に花咲かせるようにメレダイヤをたっぷりと敷き詰めて留めた〈COLANY〉のバヴェセッティングの煌くリング。すべてのダイヤが4本爪で精巧に留められており、輝きと滑らかさにこだわった飽きのこない存在感が魅力です。
1ピースからメレダイヤのカラーチェンジに対応しており、ピンクダイヤやブルーダイヤ、ブラックダイヤなどを組み合わせて個性的に仕上げることも可能です。

さて今回は宝石の配置をメインとしたリングの基本デザインの中から「一文字」と「マルチストーン」をご紹介させていただきました。
ブライダルリングでは珍しいパヴェのデザインも当店ではご覧いただくことができ、様々なタイプのデザインを比較して指輪選びをお楽しみいただけます。ご紹介したリングデザインの他にもたくさんの婚約指輪・結婚指輪がございますので、指輪選びをスタートしたばかりという方もぜひ雅-miyabi-にお越しくださいませ。

◇雅-miyabi-
京都本店表参道店

取り扱いブランドを知りたい方はこちら☟
[コラム|雅-miyabi-で試着できるブライダルジュエリーブランドは?]

コラム一覧へ戻る