パールはおしゃれ花嫁の定番アイテム

冠婚葬祭からカジュアルまで、上品でコーディネートもしやすい点からパールジュエリーは以前よりも身近な存在となりました。
今日、カジュアルに身に着けやすいプチペンダントネックレスやピアス、また価格もリーズナブルな淡水真珠を使用したアクセサリーもショップに多く立ち並んでおります。
その中でも一生にひとつ、持っていてほしいのが一連パールネックレス。
ご結婚を機に持たれることが多いパールネックレスは、挙式のウェディングドレスに合わせて着けて一生の思い出に。ご結婚後は親戚とのお付き合いやご友人の結婚式はもちろん、入園式や卒園式などのお子様の行事にも。
様々なフォーマルシーンに身に着けるパールネックレスは大人女性の必需品ともいえます。

今回はご自身用のパールネックレスをお持ちでない方、これからご用意される方にぜひ知って頂きたい
一連アコヤパールネックレスの選び方をお届けしたいと思います。

【真珠のサイズ】
アコヤ真珠の大きさはベビーパールと言われる約3.0mmの小ぶりで可愛いものもありますが、今回ご紹介するのは冠婚葬祭、お子様の行事などのフォーマルな席にも使用できるような定番の一連ネックレスですので、ある程度ボリュームのある7.0mm以上の珠のサイズがおすすめです。
珠のサイズで着ける方の身長や体型に合わせてお選び頂くのが上手なポイント。
例えば、
・華奢で小柄な方(身長150cm前後)・・・7.0〜7.5mm珠
・一般的(身長155〜160cmくらい)・・・7.5〜8.0mm珠
・身長の高い方(身長165cm以上)・・・8.5〜9.0mm珠
など。
でも全体的に人気でおすすめなのは8.0〜8.5mm珠。
一般的な身長の方でも、先を見据えて少し大きめのサイズをご購入されることが多くなってきました。
理由は、年齢を重ねるにつれて存在感のある大きさが似合うようになり、買い替えをされる方が非常に多いから。
数字だけで見るとほんのわずかな差の気がしますが、実際に連ネックレスで見比べると思っているより大きな差が出るのを感じます。


【真珠の色】
アコヤ真珠の色と聞くと『白』と答える方がほとんどだと思います。もちろん白に間違いないですが真珠は白をベースに様々なお色味を持ちあわせています。
ざっくり分けるとピンク系、ゴールド系、そしてナチュラルホワイト。
お好みでお選び頂いてももちろん良いのですが、ネックレスを合わせた時のお顔うつりがより良い色を選ぶのがポイントです。
若い方やお肌が白い方におすすめのピンク系は華やかさがあって上品。
ほんのりクリーム色がかったゴールド系のネックレスは重厚感があって肌馴染みも良く感じます。
ナチュラルホワイトは真珠ならではの純粋なイメージが強く、混じり気のない光沢のある白が存在感を際立たせます。

【真珠のテリ】
パールネックレスを選ぶ際に重要視してほしいのがテリ(光沢)です。他の宝石を見ても綺麗だなと感じるポイントのほとんどが輝きですよね。テリとは真珠の輝き、光沢のことをいいます。
テリが良いほどその真珠に顔を覗き込むとその顔がカラーで映りこみ、まるで鏡を見ているようです。
またそのテリの良いパールネックレスは遠くから見ても美しいのがはっきりわかります。
テリの良し悪しはネックレスを着用した見た目の印象がかなり違ってきますので、えくぼといわれるキズよりもぜひ重視して選んでいただきたいです項目です。


【真珠のえくぼ(キズ)】
えくぼは真珠の真珠層を形成する過程でできたくぼみや突起などの天然のキズです。
えくぼの無いものはほぼなく希少ですので高値になりますが、えくぼがついているものでも着用時に目立って気になるほどではありません。


【真珠の調和性】
連のネックレスならではのポイントがこの調和性。
これまでに並べた珠の大きさや色、テリ、えくぼ、さらに加えて形(真円に近ければ近いほど高評価)の揃った統一性のある数十個の真珠で1本の連ネックレスに仕上がっているかどうかが大事になってきます。
ただ珠の大きさに関しては留め具に近い場所から小さく、トップに向かって大きくグラデーションになっているものが一般的です。

以上が目に見える部分でパールネックレスを選ぶうえで知っていてほしいポイント♡
ネックレスと合わせたパールイヤリング、ピアスも当店ではセットで販売されているのでぜひぜひ。

フォーマルシーンだけでなく、気分やお洋服に合わせて自分らしいパールコーデも楽しんでみては。
定番ジュエリーアイテムだからこそ自分だけのパールネックレスとそれを上品に、今っぽい着けこなし方が見つかるかも。

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