9月の誕生石「サファイア」 実は◯◯◯と同じ鉱物!?
◇9月の誕生石「サファイア」
サファイアは自愛や誠実、徳望の象徴。ダイヤモンドに次ぐ硬度(モース硬度:9)で結婚指輪(マリッジリング)の内側にサムシングブルーのお守りとしてセッティングされるカップルさまも多くいらっしゃいます。
サファイアというと美しいブルーの色味をイメージされる方が多いのですが、サファイアには豊富なカラー・バラエティが存在します。ブルーの他にピンクやイエロー、オレンジ、グリーンやパープルなど多彩なカラーバリエーションがあり人気。その中でもオレンジとピンクが渾然一体となった“パパラチア”はとても希少で世界三大希少石のひとつとされています。
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[Point①✒]
□世界三大希少石(レアストーン)は?
・パパラチアサファイア
・パライバトルマリン
・アレキサンドライト
□パパラチアとは?
スリランカの公用語の一つである
シンハラ語で「蓮の花の色」という意味。
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実はサファイアは7月の誕生石「ルビー」と同じ天然コランダム(鉱物)。
その中で赤色だけをルビーと呼び、その他は色名を冠してサファイアと呼んでいます。その為、リングの内側にお守りの宝石としてセッティングする際に二人でお揃いの宝石を選ぶのではなく、「ブルーサファイア&ルビー」「ブルーサファイア&ピンクサファイア」という組み合わせで選ぶ方もいらっしゃいます。
同じコランダムであるサファイアとルビー。
酸化アルミニウムの結晶からなる宝石ですがその色の違いは何なのか。
それは鉱物に微量に含まれる不純物(元素)によるもの。もとは無色透明な鉱物で不純物の割合による違いで、ルビーのような赤色、ブルーサファイアのような青色が生まれます。
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[Point②✒]
□不純物による色の違いは?
赤色▷▷▷酸化クロムが1%程度
青色▷▷▷酸化チタン・酸化鉄が0.5~1%程度
ピンク▷酸化クロムの量が少なくなり、酸化チタン・酸化鉄が加わる
□ルビーとピンクサファイアの違いは?
ルビーの色範囲はオレンジィレッド~パープリッシュレッド。
どちらもクロムを含有していますが、含有量の差で色味がピンキッシュレッド(ルビー)/レディッシュピンク(ピンクサファイア)となるため、ルビーは主要の色が「赤」というのが重要。
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◇ルビーとサファイアの語源
赤色の「ルビー」と、それ以外のカラーの「サファイア」。その名前の語源はラテン語。
ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス(rubeus)」からルビーが、「青」を意味する「サフィルス(sappheirus)」からサファイアという名前がきているとされています。
名前のルーツからいうと、サファイア=青色というイメージも納得ですね!
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雅-miyabi-でご紹介しているブランドの多くは、ダイヤモンドに次いで硬度の高いルビーとサファイアをリングの内側にセッティングすることが可能です。お気軽にご相談いただければ嬉しく思います✩