婚約指輪選びは1人で?それとも・・・?
“永遠の愛の証”“婚約の約束”として贈られる婚約指輪。
最近では日常的に身に着けられるように、また身に着ける方も増えてきており
結婚指輪との重ね着けに最適なセットリングとしても
デザイン展開が多くなってきています。
セットリングだと結婚指輪との重なり方やデザインに統一感がでるというメリットがあり、選んでいただきやすいですが必ずしもセットでないといけないというわけありません。
ご自身またはお相手さまにぴったりとくる指輪をお探しいただければと思います。
しかし婚約指輪選び・婚約指輪探しって贈る側がひとりでするもの?
それともふたりで選んでもいいの?と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は近年の婚約指輪選びについてご紹介させていただければと思います。
◆最近のカップル事情
ゼクシィ結婚トレンド調査2021では婚約指輪を選ぶ際に『ふたりで選んだ』が55.3
%、『1人で選んだ』が42.2%となり約半数のカップル様が“一緒に”選ばれていることがわかります。
また婚約指輪を『自分で選びたい』または『ふたりで選びたい』と思われている方は59.7%というアンケート結果からも、一緒に選ぶ傾向が強くなってきているのがうかがえます。
それでは『ふたりで一緒に選ぶ』際のメリット・デメリット、またはポイントについてからご紹介いたします。
*相手の好み・指のサイズに合わせて選べる安心感
ふたりで選ぶ際の最大のメリットではないでしょうか!
心をこめて贈られた婚約指輪、嬉しい気持ちはもちろんだけど好みのデザインではなかったということがあれば、少し反応に困ってしまうかもしれませんね。
でも一緒に選ぶ場合ならば、婚約指輪を身につけるご本人様が同席されていることで、実際に指輪をつけ比べながら選ぶことができるので、お好みや似合うデザインを一緒に探すことができます。
特に指のサイズに関しては季節や時間帯、その日の体調によっても変化するもののため、ライフスタイルなどをスタッフに相談しながらサイズ確認ができるというのも安心ポイントです。
また婚約指輪の主役であるダイヤモンドを一緒に選ぶことができるというのも大切な
ことですね。例えば婚約指輪を日常的に身に着けたいとお考えの方ならば、ビジネスシーンでも使いやすいようにカラット数は控えめにしたいというパターン、お指のサイズ感から全体のバランスに合ったカラット数にしたい方、親御様の雰囲気から年齢を重ねたときのことを考えて、どちらかといえば大きいものがいい、一生物だからこそより輝くカット・クラリティのものがいい・・・など、デザインだけでなくダイヤモンドにこだわりを感じている方もいらっしゃいます。
ダイヤモンドもすべてひとつひとつ表情の違うもの。
カラット・カラー・クラリティ・カットと4Cも踏まえながら、店舗でダイヤモンドを見ながら、ふたりで話し合えるというのも一緒に選ぶからこそのメリットかと。
*デメリットまたは気をつけておきたいこと!
ふたりで選ぶことにメリットはたくさんありあますが、デメリットや気をつけておきたいことがないわけではありません。
『サプライズ感がない』と『予算』『指輪選びを任せっきりにしないこと』です。
ふたりで選ぶのがいいと思っていても、箱を開けると婚約指輪がセットされている『箱パカ』に憧れている方はやはり少なくありません。
どちらも叶えたいし叶えてほしいと気持ちで揺れ動くものですよね。
その際にはダイヤモンドのみの『ダイヤモンドプロポーズ』をし、デザインはふたりで選びに行くというのもひとつの方法です。
または指輪が出来上がった後の受け取りはおひとりでご来店され、レストランなど特別な演出を準備してプレゼントするというのも思い出となりそうですね。
気をつけておきたいこととしては『予算』がまずは上げられます。
気に入ったデザインやダイヤモンドはコレがいい!!と思っているけれど、お相手様に無理はしてほしくない・・・と言い出せないというパターンも。
そうならないためには、婚約指輪を探し始める時に『予算』について話し合っておくことが大切です。その上でこだわりたいポイントなどを決めておくと、指輪選びの際もスムーズにリラックスして、お互いに気を使いすぎる心配も減るのではないでしょうか。
もうひとつあげるとすれば『ふたりで選ぶこと』です。
好みのものを贈って差し上げたい気持ちが強い分、デザイン選びの際に『相手に任せきり』となってしまうこと。一緒に店舗に訪れている分、「こんな雰囲気はどう?」「こっちも気になる・・・」とお相手様の意見も聞きたい、ふたりで選びたいという気持ちをお持ちなため、受身になり過ぎないことが大切です。
婚約指輪は「ふたりの婚約の証」です。
指輪選び・指輪探しの一日を特別な記念日・イベントとして、
楽しんで選んでいただければ幸いです。