ウェーブラインの魅力*.+

〝結婚指輪″といえば、どのような形を思い浮かべますか?
リングアームがまっすぐで、女性用デザインならばダイヤモンドが1石もしくは3~5石ほど留められているデザイン。男性用としてならば、ビジネスシーンでも目立ちにくく、でも指輪の存在感はあるシンプルなもの…というのが多いのではないでしょうか?
結婚指輪の中でもベーシックスタイルで、長く愛されてきたデザインですね♪
<例>
雅-miyabi-【誓いの輪】
COLANY【Momiji】

ゼクシィ調べによるとストレートの結婚指輪を選ばれたカップルさまは53.9%。
やはり変わらず人気のある形です。
しかしすらりとお指を長く見せてくれる、視覚効果が人気のウェーブ系の結婚指輪も昨今では選ぶ方が増えてきており、S字ウェーブ26.2%、V字ライン14.1%…合わせると約4割の方がウェーブ系デザインという結果に!
本日はその中から『S字ウェーブデザインの魅力』についてお伝えいたします。

*S字ウェーブラインの特徴

エレガントな印象のあるS字ウェーブライン。
デザインのバリエーションもたくさんあり、試してみたいけれど年齢を重ねた際に「飽きてしまいそう」「婚約指輪との重ね付けが難しそう」「個性を感じる分、ペアで選べなさそう」といったご意見も。
しかしご安心ください。
デザイン性が高いためシンプルから華やかまで、そしてウェーブの形によってほとんどストレートに近く身に着けやすいデザインもございます。
なによりS字ウェーブの魅力はお指をすらりと長く見せてくれる視覚効果!

中指から小指に向かって指の付け根に沿って指輪が寄り添うため、お指の縦のラインが強調され、すらりとしたお指を演出してくれます。また水かきと指輪のラインが寄り添うことで薬指の面積が一番広く、長く見えるのもポイントです。
そのため手の小さな方、関節が目立つ方やお指がふっくらとしていると感じている方におすすめのデザインです。

またウェーブ系の指輪は丸みのある曲線デザインも多く、指当たりが滑らかなことで着け心地がいいのも魅力的。優しい印象のお手元を演出してくれます。そしてお指の高低差に沿ってくれるのも、指への負担が少なく初めて指輪を身につける方や男性の方にもおすすめな形です。
「シンプルが良いけれど、少し個性を感じたい」「指に自然と馴染む指輪」をお探しの方は店舗にてお試しいただきたいデザインです!

*S字ウェーブラインの種類
一口にS字ウェーブラインといっても、実はいくつか違いがあります。
それが先ほど述べたようにデザインによっては<ストレートに見えるものもある>というもの。こちらはS字ウェーブの向きであったり、ウェーブの緩やかさが関係してきます。
S字ウェーブがハッキリしているものは個性が強く、より存在感があります。個性的なデザインが好きな方や躍動感のある指輪をお探しの方、お指の高低差が大きい方、手の大きな方におすすめですが、目立たせたくないという方には違和感を覚えることも。反対にS字ウェーブが緩やかなタイプや、逆S字といわれる左から右に流れるウェーブラインのデザインを選ばれると、S字ウェーブの着け心地はそのままにストレートラインの指輪を着けているように見えるという利点も得られます。
僅かなウェーブが指になじむという点も嬉しいポイントです!
‣緩やかなS字ウェーブ
雅-miyabi-【春色】(写真サンプル)
Aroode【BREZZA】

‣逆S字ウェーブ
AFFLUX【Nana】
‣しっかりめS字ウェーブ
AFFLUX【romance】

*デザイン性の高さ
シンプルなものから華やかなデザインまでバリエーションの豊かさもS字ウェーブの魅力の1つです。ダイヤモンドの留められていないデザインでもラインによって自然と生まれる明暗と素材の光沢美が美しく、年齢を重ねても永く身につけていただけます。またシーンやコーディネートを選ばず、かつシンプルながらにエレガントな印象も◎
艶感を抑えたい方は全体につや消し加工を施すこともできれば、デザインによっては片面のみ、中央ラインのみといった風にアレンジを加えることもできます。
‣片面のみつや消し加工あり(写真サンプル)
雅-miyabi-【星あかり】

ダイヤありデザインもつや消しデザインと同じように、デザインによって片面のみ地金素材を活かし、見える角度によってシンプルと華やかを使い分けることも可能です。またS字ウェーブラインに沿ってダイヤモンドを留めるデザインでも、ダイヤモンドの留める数やラインのとり方によって、華やかにもシンプルにも表現方法は様々です。
‣S字ウェーブ華やかめデザイン
雅-miyabi-【時つ風】

*S字ウェーブラインの重ね付け

S字ウェーブはそのデザイン性により、「婚約指輪との重ねつけが難しそう」というのもありますよね。
しかしこちらもそこまで気負わなくても大丈夫です。
例えばセットリングのようにS字ウェーブ同士の重ねつけであればボリューム感も抑えられつつ、ウェーブのラインが揃って入るためキレイに重なります。華やかさと優雅さのあるお手元となりますね。
またセットリング以外のS字ウェーブ同士で選ばれた際に隙間ができることがあります。しかしこちらは指輪同士が自然と生み出してくれる抜け感となり、気になるという方もいらっしゃいますが反対に重たい印象にならず、軽やかなお手元を演出してくれます。
ストレートラインの婚約指輪をお持ちの方でも、S字ウェーブを怖がらず、まずはご試着に挑戦してみてください。S字のウェーブがダイヤモンドに優しく寄り添い、柔らかい雰囲気に。

いかがでしたでしょうか?
色々な魅力あふれるS字ウェーブライン。
どのような雰囲気がご自身に一番しっくりくるかを、ぜひ店舗で色々とつけ比べていただき、ご自身の一番好きをお探しくださいませ。

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