6月と結婚というワードから連想される方も多いであろう「ジューンブライド(June bride)」。
「6月の結婚」「6月の花嫁」を意味しますが、ヨーロッパに古くから伝わる伝承で、6月に結婚式を行うと一生幸せな結婚生活を送れると考えられています。

諸説ありますが、ヨーロッパでは6月に乾季に入る国が多く、雨が少ないため結婚式に適しているという説も。しかし、ここ日本では6月は梅雨の時期にあたり、結婚式を挙げるカップルに人気の季節というと、穏やかな気候で草花が芽吹く春や、気候が安定し食材も豊富な秋が多くを占めます。

そんな中でも日本で花嫁の憧れとされる「ジューンブライド」。もし当日に雨が降ってしまったらと心配になってしまいますよね。6月や梅雨時期だけではなく結婚式となると当日のお天気を心配される方がほとんどではないでしょうか。

今回は梅雨時期(雨の日)の結婚式を楽しくポジティブに過ごせる結婚式のアイディアをご紹介したいと思います。

■そもそも雨の日は縁起が良い!

ネガティブなイメージの強い雨の日ですが、結婚式の日に雨が降ると幸せになれるという言い伝えは世界各地にあります。

フランスの言い伝えに「雨の日の結婚式は幸福をもたらす」というものがあり、二人が一生涯流す涙を神様が流してくれるという考え。神様と自分たちを結ぶ唯一のものが雨であり、その雨そのものが神様の祝福を表しているといわれています。
またイタリアの言い伝えでは「濡れた花嫁は、幸せな花嫁」というものがあり、雨に濡れた花嫁は幸せになれるという意味合いがあります。

そして日本でも「雨降って地固まる」ということわざがありますよね。良くないことが起こった後それが解決するとその前よりもかえって良い状態になるという考えですが、そのままの意味で雨が降り乾くことで地面が固くより良い地面になることから、ふたりの絆が固く結ばれるとされています。

雨の日用のスピーチや謝辞などでも使えるので、縁起の良い言い伝えを憶えておくと安心ですね!

■雨の日だからこそ出来る演出に特別感を!

*人前式やガーデンウェディングなど、カジュアルに楽しめる結婚式ではちょっとしたアイテムがキーに。
お揃いのレインブーツやイニシャル入りの傘など、可愛らしいアイテムに自分たちらしさをプラスすると雨の日の結婚式がより素敵な日に。ブライズメイドやグルームズメンも一緒に準備できると演出の幅が広がります。

*記念写真も雨の日ならではの特別なものに。
雨に濡れた床に鏡のように二人の姿が反射する素敵な写真が撮影できるのも雨の日だからこそ。夕方から夜にかけてはライトアップで雨の雫がキラキラと輝く相合傘のショットなど、幻想的でロマンチックなウェディングフォトが撮影できます。

また雨の日にはアメニティとしてタオルや替えのストッキング、靴磨き、濡れたものを入れられる簡易な袋などを用意するとゲストにも喜んでもらえますよ♪

天からの恵の雨に祝福された結婚式。
ホストもゲストも素敵な当日を過ごせるようしっかりと準備しましょう。

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結婚指輪(マリッジリング)
【恵-めぐみ-】～出会いに恵み、祝福された二人～