ダイヤモンドの特性と取り扱い方について~

宝石と言ってもルビー、サファイヤ、エメラルド、ガーネット…のように
沢山の種類がございます。
人それぞれに個性特性があるように宝石にもそれぞれ特性がございます。

本日は宝石の中でも婚約指輪に使われていて取り扱い率80%を占めている
”ダイヤモンド”の特性についてのお話させていただきます。
ダイヤモンドの正しい知識を知ると扱い方も分かります♪

●ダイヤモンドは硬い
ダイヤモンドが硬いということは有名な話です。
鉱物の硬さを表すモース硬度、ダイヤモンドは最も高い10です。
モース硬度は傷のつきやすさを表しています。
引っかき傷がつきやすいかどうかを判断する基準の数値というわけです。
ダイヤモンドよりモース硬度の低い宝石では
ダイヤモンドに傷をつけることはできません。
しかし、ダイヤモンド同士ですと傷がついてしまいます。
また、
ダイヤモンドには劈開性(へきかいせい)と言って
一定方向からの力に弱い性質がございます。
外からの強い衝撃によって割れたり欠けたりしてしまう場合がございます。
取り扱いには十分な注意が必要です。

●ダイヤモンドは油に馴染みやすい
ダイヤモンドには親油性があるため、油に馴染みやすい性質があります。
皮脂や汗、化粧品、ハンドクリームが着きやすくそのせいで
ダイヤモンドが汚れ曇ってしまいます。
汚れが気になった時には
食器用の中性洗剤でお手入れしてください。
汚れが簡単に落ち、元の輝きが蘇ります。

●ダイヤモンドは熱伝導性が高い
ダイヤモンドに息を吹きかけると、一瞬曇りますがすぐに晴れてしまいます。
熱伝導性が高いのでこのような現象になります。
ダイヤモンドに息を吹きかけてもなかなか晴れないということは
そのダイヤモンドは熱伝導性が低く偽物のダイヤモンドという事になります。
熱伝導性を使ってダイヤモンドが本物か偽物か判断することが
できます。

●ダイヤモンドには蛍光性がある
天然のダイヤモンドには紫外線を照射したときに蛍光をはっするものがあります。色はブルーが多いですが他の色もございます。
蛍光性は5段階で判断されますが、
蛍光性が強いからといって良いダイヤモンドではないと言うことではございません。
人工ダイヤモンドでは強い蛍光性を持つダイヤモンドは存在しないので
強い蛍光性のあるダイヤモンドは天然ダイヤモンドであるという証拠にも
なります。
この特性を利用して天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドを
鑑別することもできます。

ダイヤモンド、知れば知るほど奥が深いですね。
☆取り扱いのポイント
ダイヤモンドの曇りは、
家庭用の洗剤で綺麗になり輝きが戻ります。
また
ダイヤモンドを保管する際には
硬いダイヤモンドとダイヤモンドが触れ合うと傷がついてしまう
ことがあるので
触れ合わないように専用の保管ケースに保管する、または
仕切りのある保管ケースに保管するようにしてください。

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