日本では結婚指輪はプラチナ?ゴールド?世界の結婚指輪は?

結婚指輪で定番と言えばプラチナのリングです。
プラチナは希少価値の高い金属で耐久性に優れ、変色しにくい金属です。
白く眩い輝きはウェディングドレスによく似合い人気があります。

日本で結婚指輪を身に着けるようになったのは明治時代に入ってからのことです。
プラチナは江戸時代終盤に日本にもたらされ、明治時代に宝飾店でジュエリーとして登場しました。
大正皇后、昭和天皇のティアラにプラチナが使用されたことから需要が高まり、結婚指輪の素材として有名になりました。
日本で購入される結婚指輪の約8割はプラチナ製です。
プラチナが持つ不変の輝きに憧れを抱く方も多いことでしょう。

日本ではプラチナの結婚指輪が主流ですが、世界の結婚指輪事情はどうでしょうか。
海外のブライダルリングの人気素材はゴールドです。
世界のジュエリーショップで見かけるブライダルリングのほとんどが金を主体にしています。
金は素の色である黄金色をはじめ、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールドなど豊富なバリエーションがあります。
合金素材に使用される金属によって金は発色が変わります。
結婚指輪を選ぶ際はプラチナ以外の金属も視野に入れると良いでしょう。

指輪素材を決めるコツは金属の種類だけにこだわらないことです。
地金属を選ぶポイントは肌馴染み、耐久性、メンテナンスのしやすさです。
同じデザインの指輪でも素材、色によって印象が変わります。
素肌に合う色は人それぞれです。
また、結婚指輪は日常的に身に着けるため、丈夫で長持ちする素材が望ましいとされます。
プラチナ、ゴールドは純度が高いほど脆くなる金属です。
ブライダルジュエリーは耐久性を考えて作られていますが、金属の特性を踏まえたうえで地金素材を選びましょう。
小傷のつきやすさも金属によって変わります。

そして、メンテナンスも重要です。
シルバーやメッキ加工されている金属は注意が必要です。
銀は酸化しやすいため、変色すると黒ずみます。
定期的なお手入れすることで色を保つことができますが手間がかかります。
メッキ加工されている指輪は経年劣化によってメッキが剥がれる可能性があります。
再コーティングすることで綺麗に戻りますが、リペアに時間がかかります。
結婚指輪は末永く愛用したいものです。
どの金属素材についてもメンテナンス、リペアについて確認しておくと良いでしょう。
結婚指輪に用いられる人気素材は日本と海外で違いがありますが、固定観念にとらわれず好きなものを選ぶのが一番です。
指輪を選ぶ際は試着が可能であれば積極的に試してみましょう。
サイズ感と付け心地に加えて、肌への馴染みやすさを確認してみてください。

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