丈夫な素材の結婚指輪
結婚指輪は生涯に一度の大きな買い物です。
これから結婚生活をお二人とともに歩む大切な指輪なので、こだわりを持っている方がほとんだと思います。
結婚指輪のデザイン、素材、品質など是非心行くものをお選びいただきたいものですが、今回は指輪の素材についてお話します。
結婚指輪は日常的に肌身離さずほとんどつけているものです。
婚約指輪に比べると結婚指輪はややシンプルなものを選ぶ傾向にありますが、家事、仕事、育児の最中でも身に着けるため、
ちょっとした拍子に指輪が傷ついたり、歪んでしまっては困ります。
また、リペアやメンテナンスが多くなる指輪を結婚指輪にするには少し考えものです。
丈夫な結婚指輪を選ぶには、どのような点に注目すれば良いでしょうか。
結婚指輪によく用いられる素材は金、銀、プラチナです。
金は肌馴染みが良く、古来のから宝飾品に用いられている金属です。
輝きがあって錆びにくい素材ですが、非常に柔らかいため他の金属と合わせて加工されます。
K24、K18、K14、K10などがあり、数字が大きいほど純度が高くなります。
金の中で最も宝飾用に用いられているのはK18で、金の割合は75%です。
イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドは、この金に銀や銅などを加えて色調を整えたものです。
合金には強度を出すほかに色味を出す役割もあります。
雅-miyabi-のホワイトゴールドは、稀少なプラチナを配合しています。
プラチナに近い白さで、メッキ加工をしなくても美しさを保つことができて好評です。
次に銀は加工しやすい金属で、明るい色をしています。
金と同様に柔らかいため、他の金属と混ぜて強度を上げます。
よく見かけるシルバー925は、銀の含有率が92.5%です。
銀には変色しやすい性質もあり、使っているうちに色がくすんだり黒っぽくなります。
メンテナンスが欠かせないため、少し手間がかかる素材です。
続いてプラチナは結婚指輪で最も人気があり、約8割の方が選んでいる素材です。
とても稀少な金属で産出量は金の1/50と言われています。
銀白色の輝きがあって変色にも強い金属ですが、プラチナも延性・展性に富み、柔らかく脆い性質を持っています。
そのため、アクセサリーとして使用する場合は、純度を落として他の金属と合わせます。
雅-miyabi-で使用するプラチナはPt950で、ルテニウムとイリジウムを配合しています。
純度を保ちながら高い硬度を兼ね備え、加工性にも優れています。
丈夫でデザイン性もあるためお勧めです。
金、銀、プラチナについて説明しましたが、いずれの金属も共通して純度が高いとどうしても脆くなるため、他の金属と合わせて強度を出しています。
一見同じように見える素材でも、合金に使用される金属の種類が異なるため、素材を選ぶときに必ず確認しましょう。
合金に使われる金属にはアレルギーを誘発しやすいものもあります。
金属アレルギーは治療して治癒するのが難しいため、純度を落とし過ぎて指輪を身につけられなくなる事態に陥らないようにしましょう。
雅-miyabi-ではアレルギーフリーの素材のご用意もございます。
チタンはプラチナの約2倍の強度を持ち、変色しにくい性質があります。
重量も軽くつけていて疲れにくい素材です。
ジルコニウムもアレルギーフリー素材の1つで、水や汚れに強くメンテナンスが比較的簡単です。
鮮やかな発色を楽しめる素材で、青、水色、黄色、紫、オレンジ、緑など好きな色にできます。
当店の取り扱いブランドであるAroodeは、金属アレルギーに対応したフルオーダーの結婚指輪を作成できます。
Aroodeの作品は伝統を重んじながら最新の技術を融合させた職人技が光るリングです。
結婚指輪の素材の特徴をお伝えしましたが、是非実物をお手に取ってご覧ください。
雅-miyabi-では様々なラインナップを取り揃えています。
お気軽に御来店ください。