人魚の涙ー真珠の輝き

6月の誕生石である「真珠」

日本人にはとても親しみのある宝石で、冠婚葬祭のフォーマルな場にも、
入学式や卒業式のような場にも、シンプルなドレスのアクセントとしても
大活躍している真珠~パールですが、歴史は相当古いようです

そもそも真珠はアコヤガイなどが自分の体内に入ってきた異物(砂や石の欠片など)
を分泌液の「真珠層」と呼ばれるものを出して、包み込んで丸くして
自分に害の無いようにしたものです

異物の周りに取り巻いた「真珠層」は丸く硬くなって、「真珠」になります

今では養殖の時に、数ミリの小さな核を貝の中に入れて、何年か育てさせて
収穫しています

ですが天然のものは昔からあり、洋の東西を問わず、人々に貴重がられました

海から採れるので、人間に恋した人魚姫の涙が、はじけ散って出来たともいわれ、
悲恋の物語から、「人魚の涙」と言う別名でも呼ばれるようになりました

真珠が悲しみの象徴ともされて、お葬式の時につけるようになったのはこの逸話が
あるからでしょう

また、古代ローマ神話やギリシャ神話では月の雫だったり
アフロディーテ誕生のときに(美の女神アフロディーテは海の泡から生まれたと言われています)、身体から美しい雫が海に滴り落ちて真珠になったという神話があります

今でも、南洋白蝶真珠(シルバー系)の中で、最強の輝きとキズが極めて少ない最高ランクのものを特別に「オーロラ・ビーナス」と呼ぶこともあります

存在感があるので、真珠のイヤリングや1粒のネックレスなど、気軽にファッションに取り入れてください

あ、でも汗や酸に弱いので、身に着けた後は軽く、乾いた布やティッシュで
拭いてくださいね

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