ダイヤモンドについての豆知識
ダイヤモンドがどの様に日本まで届くのか、ご存知でしょうか?
ダイヤモンドは鉱物ですので、鉱山から掘り出されます
大きくて有名なダイヤモンド鉱山は、ロシアとアフリカのボツワナにあるとされています
ロシアのミール鉱は露天掘りとしては世界最大です
世界最大の生産量を誇る鉱脈といえるでしょう
ボツワナのジュワネング鉱山を始め、アフリカには多くの優良な鉱山が多く発見されています
鉱山として大切なのは、いかに宝飾用の透明で大きなダイヤモンドが多く産出できるか
ですが、アフリカの他の国(南アフリカ、アンゴラ、コンゴ等)と比べても、
ボツワナ産のダイヤモンドは世界屈指の品質とされています
ちなみにですが、宝飾用以外のダイヤモンドは非常に硬いため、パウダー状にされて建設用工具の先に着けられたり研磨剤として利用されたりします
さて、もしあなたがダイヤモンド鉱山を見つけたいと思ったなら、まずはマグマから噴出した「キンバーライト」という鉱床を見つける必要があります
首尾よく見つけたら、掘り出した原石はトレーディングカンパニーの
『デビアス(De Beers)』に一括管理で集められ、サイトホルダーと呼ばれる
世界に80社ほどしかない、研磨のノウハウを持つ企業に売却されます
ここでダイヤモンドの原石が世界中へと移動するわけです
サイトホルダーは世界のあちこちにありますが、研磨後のルースの三大取引所がある関係で、ベルギーのアントワープ、イスラエルのテルアビブ、インドのムンバイとスラートに集まることが多いでしょう
主要なカッティングセンターですし、実際に日本から買い付けるのもこの三か所が多いと思われます
原石からサイトホルダーの研磨所で様々な形にカットされたダイヤモンドは、宝飾品へと姿を変えるために世界中のバイヤーによって買い付けられ、その国に送られ、加工されます
指輪やネックレスになることもあれば、通常のラウンドブリリアントカット以外のカットによって輝きを放つこともあります
数十億年かかってあなたのもとに来たダイヤモンドはパートナーの次に稀有な出会い、なのかもしれませんね
さくらダイヤモンド