七夕に願うこと
梅雨が早く明けた七夕は非常に暑いですが、織姫と彦星も夜のデートのお天気は
心配しなくて良さそうですね
七夕のお話は、中国の牽牛・織女の悲恋がもとになっています
天の神に罰せられた2人ですが年に一度だけ、ずっと会い続ける事を赦されるという、幸福と長寿を込めた物語になり、長く日本にも親しまれてきました
伝説に込める人々の希望には「長寿」「健康」「金運」などがありますが、昔から願う事は変わらないようですね
中国と長寿のお守りといえば、直ぐに浮かぶのは【翡翠】ですね
翡翠はとても硬く細工が大変といわれていますが、大地から生まれた深い緑色は魔よけの意味も含め、貴重なものとして扱われてきました
古代の日本の勾玉(まがたま)に使われて、高貴な人の証明にもされていたようですし、南米の古代の遺跡からも翡翠のお面が出土していたりします
翡翠は、透明度の高い物が高価とされていますが、一般的に専門知識がないと判別するのは難しいでしょう
ミャンマー緑が人気がありますが、ラベンダージェイドと呼ばれる紫の物もとても美しい光沢があります
また、癒しの高価を持つとされるパワーストーンとして乳白色の翡翠も、見かけることも多い事でしょう
中国では、子供が生まれると両親や親族が、その赤ん坊に翡翠と金の装飾品を贈る習慣があります
24金と翡翠を身に付けていれば、何かあった時にも生き延びる子度が出来る・・・
長い歴史の中で戦乱にさらされる時代が長かった人々の、【長寿】と【健康】への
祈りが込められているのかもしれませんね