結婚記念日は夫婦の愛を確かめる大切な日です。

結婚記念日の始まりはイギリスの習慣によるものです。

イギリスでは、1年目から15年目の間は毎年お祝いをして
15年目を超えると5年ごとにお祝いするそうです。

記念日ごとに呼び名が決まっており、その呼び名にちなんだ
プレゼントを贈るのが正式なお祝いとされています。

結婚記念日の中でも25周年の「銀婚式」や、50周年の「金婚式」は有名ですが、
その他にも結婚記念日の数え方があります。

今回はその数え方やピッタリのプレゼントをご紹介いたします。

【1年目:紙婚式(かみこんしき)】

夫婦にとって初めての大切な記念日。
「白紙のようなふたりの将来を願う」という意味が込められています。
手紙や紙のアイテムを贈り合うのがオススメ。

【2年目:綿婚式(めんこんしき)・藁婚式(わらこんしき)】

藁婚式と綿婚式は名称が異なるだけで同じ意味があります。
「2人の関係が藁や綿のようにもろい」という意味です。
パジャマやハンカチ、タオルなど綿を使ったアイテムがオススメ。

【3年目:革婚式(かわこんしき)】

結婚3年目でマンネリ化してきた夫婦に
「革のように粘り強くしなやかな関係を築いていく」
という意味が込められています。
一緒にいる時間と共に、表情を変えていく
革製品のお財布やベルトなどがオススメ。

【4年目:花実婚式(かじつこんしき)】
「これからの2人の人生に花が咲き、実がなるように」という意味が込められています。
「実がなる」には、子供ができるという意味も含まれるようです。
花に関連する花モチーフのアイテムがオススメです。

【5年目:木婚式(もっこんしき)】
「5年連れ添った2人が家族として地面にしっかり根を張り、
1本の木のようにひとつになって歩んでいく」という意味が込められています。
観葉植物や木製のアイテムを贈るのもオススメ。

【6年目:鉄婚式(てつこんしき)】
「ふたりで鉄のように強く苦難に負けない人生」という意味が込められています。
鉄のフライパンやキッチンアイテムがオススメ。

【7年目:銅婚式(どうこんしき)】
安定した家族を銅に例えられています。
銅製品の食器類などがオススメ。

【8年目:青銅婚式(せいどうこんしき)】
「ふたつのものが混ざり合うことで強度が増し、美しさが際立っていく。
そんな青銅のように夫婦関係も強く美しくなっていってほしい」
という意味が込められています。
青銅の色をしたお揃いのアクセサリーやペアリングなどがオススメ。

【9年目:陶器婚式(とうきこんしき)】
「当たり前になったふたりの関係を改めて見つめ、
“大切”に想い合って過ごしてほしい」という意味が込められています。
陶器や磁器のカップや食器などがオススメ。

【10年目:錫婚式(すずこんしき)・アルミニウム婚式】

錫は熱に溶けやすく柔軟な性質を持ち、美しさも併せ持つことから、
錫婚式には「錫のように柔軟で美しい関係を」という意味が込められています。
錫やアルミにちなんだアイテムがオススメ。

【11年目:鋼鉄婚式(こうてつこんしき)】

「鋼鉄のように強い愛の絆で結ばれるように」という願いが込められています。
6年目のお祝いに「鉄婚式」がありますが、鋼は鉄よりも強度のある金属であることから、年を重ねて“より強い絆で結ばれる”という意味もあります。
包丁や鍋、ゴルフクラブなど鉄やステンレスでできたアイテムがオススメ。
素材にこだわり、丈夫で錆びにくく長く使えるものを贈るようにしましょう。

12年目:絹婚式(きぬこんしき)・麻婚式(あさこんしき)

「キメが細かくやわらかいのに丈夫な絹のように2人の愛情も強くなっていくように」という意味が込められています。
シルクを使ったパジャマやシーツなど、シルクの寝具がオススメ。

【13年目:レース婚式】

レースは細い糸と糸を丁寧に織り上げて作られることから、
丁寧に織り上げられたレースにあやかり「おふたりの絆や愛がさらに深くなるように」という願いが込められています。
レースを使用した商品やレースがデザインにあしらわれた商品がオススメ。

【14年目:象牙婚式(ぞうげこんしき)】
「象牙」とは、文字通り象の牙(きば)のことで、
長い時間をかけてゆっくりと、大きく太く成長していきます。

象牙婚式は、この象牙の特徴を由来にしたお祝いで、
夫婦の時間を14年も積み重ねることで、
象牙のように信頼が強く固くなっていく様子を表しています。

「立派な象牙のように固い絆で結ばれた関係へ成長しよう」
という願いが込められています。

象牙をプレゼントするのが一般的ですが、近年では象牙はかなり高価なものになり、希少価値が高いことからなかなか手に入りません。

そのため、象牙ではなく日常的に使えるものや、
特別感のあるアクセサリーなどがオススメ。

【15年目:水晶婚式(すいしょうこんしき)】

水晶のように曇りのない信頼という意味があります。

水晶を用いたアクセサリーやや無色透明なアイテムがオススメ。

いかがでしょうか?
このように1年ごとに意味が込められた大切な記念日。
今回は1年～15年をご紹介いたしました。

ぜひ、参考にしていただけると幸いです。