試着の重要性②、造形の違い
こんにちは、
雅-miyabi-京都本店のスタッフです✩
前回のコラムには素材の色味で、試着の重要性をご紹介しました。
皆さまは見てくれましたでしょうか?
その引き続きに、今日は指輪の造形で試着の重要性についてお話します。
造形
指輪の造形を簡単に分かれば、ストレートタイプとウェーブタイプとなります。
ですが、ウェーブにはその上に「S字」・「V字」・「U字」に細かく分かれます。
ストレートタイプは分かりやすく、文字通りに正面から見ると真っ直ぐな形を意味しますが、ウェーブタイプの「S字」・「V字」・「U字」、どれも直線ではなく曲線を描き、つまりウェーブを掛かったものとなります。じゃ、いったい何が違いますか???
ウェーブの違い
S字
S字は「S」を横にしたイメージです。指輪の正面では中心から下に行ってから中心越えまで上に上がる流れを持つ造形です。(逆に上に行ってから下がるのもS字に入ります)
V字・U字
V字とU字はとても似ています。V字も、U字も一旦下がってまた戻るウェーブのことです。多くのデザインも正面の中心で描きます。そして、「V」のように先端がよりシャープで分かりやすいものはV字となり、「U」のように滑らかなたーんのものはU字と区別します。
(上から順番にS字、V字、U字)→
ストレートとウェーブの「S字」・「V字」・「U字」の違いを分かりましたが、試着するかしないかに影響がありますか?
造形により、指輪の雰囲気と指元につけて手との相性で印象も違います。
さらにウェーブタイプでしたら、「S字」・「V字」・「U字」と関係なく強めのウェーブのものから気付くがどうかぐらい優しめのウェーブを描くものもだけでも違いがあります。
ストレート
流行に流されず、王道的なフォームで、手に上品な印象を与えることもできます。
真っ直ぐでシンプルなラインは飽きが来ません。TPOを選ばずに着けやすく、落ち着いた印象でブライダルジュエリーやファッションジュエリーでも男女問わず人気がある造形です。
長年ご愛用いただけるストレートタイプの指輪の唯一のデメリットは、手の形により、指が短く見えてしまうっと感じる方もいらっしゃいます。
ウェーブ
S字デザインはなめらかな曲線を描き、華奢でやわらかな雰囲気が指元につけられます。フォルムが流れているに見えるため、指元の位置をはっきりせず、指を美しく見せる効果があります。逆にV字デザインやU字デザインは敢えて視線を下に持っていき、「指元は下のここからです」の錯覚を作り、指を長く見せることができます。
ウェーブタイプには美指効果がありますが、試着してみないと程よいウェーブになっているか、もしくはやはりストレートタイプの方がしっくりと感じる可能性もございます。
パソコンやスマホの画面越しやショーケースのガラス越しでは、実際指元にいる状態を想像付きにくいと思います。
そのため、ぜひ一度ご来店し、フォーム違いの指輪を試着してみてくださいませ♪
皆さまのご来店をお待ち申し上げます。