婚約指輪と結婚指輪の紛失防止に!保管方法について
大切に選んで、おふたりと共にこれからを歩んでゆく婚約指輪と結婚指輪。
いつも身に着けていたいと思う反面、お仕事の関係やレジャーやスポーツ、
または妊娠や家事などで外さざるを得ない場面もやはりありますよね。
そんな時、皆様は指輪の保管方法をどのようにされていますか?
「そうだった、外さないと」とポケットやその場になんとなく置いてしまい、
後で見当たらない…そのようなことにならないよう、
今回は指輪の【保管方法】と【紛失するケース】についてお伝えいたします。
ではまず【紛失しやすい場面】について。
原因として考えられる主なケースはは次のことがあります。
●水に触れるとき/旅行
家事やお風呂、手を洗う時などの日常生活の中で、指輪を外すということは少なくありません。またプールや海、温泉といった旅行先で指輪を外すこと、または意図せず外れてしまうことも十分に考えられます。
海やプールでは水圧により、指から抜けてしまったというケースも…
●仕事の関係で着脱が多いとき
お仕事によっては勤務時間中は指輪を着けられないというのもよくお伺いします。
その際にはジュエリーケースやポーチをご準備されている方が多いとは思いますが、ふとした際に外し、ポケットまたは鞄に入れてその後見当たらない…。
または財布に入れていたはずが何かの拍子に小銭と一緒に外に出てしまったというケースも、紛失の考えられる一因です。
もちろんこの他にも考えらる原因や要因はありますが、せっかくふたりで選んだ大切な指輪ですから、戻ってこないということがあるのは悲しいし、パートナーにも申し訳ないというお気持になってしまいます。
もしも万が一紛失してしまったら…
以前にもコラムでご紹介がありましたので、よろしければご参照くださいませ。
【大切な指輪を紛失してしまったらどうする?】
◇婚約指輪と結婚指輪の【保管の仕方】
―気を付けるべきポイントはあるの?
あります。
【保管場所】
ご自宅の場合だとリングケースやジュエリーボックスにしまわれる方が多いと思いますが、その際には1本ずつ個別に保管するのがいいです。
その理由としては他のジュエリーと擦れてしまったりすると、指輪の素材によっては傷の原因となるためです。また婚約指輪や結婚指輪に留められているダイヤモンドは鉱物のなかでは一番硬さがある宝石なので、ダイヤが傷が付くのではなく、ダイヤで他のジュエリー傷つけてしまう恐れもあります。
そのため、専用のリングケースまたはジュエリーボックスの場合は仕切りや、
指輪を指し込むスリットがあるものがオススメです。
ジュエリーボックスがない、または仕切りなどがない場合は、柔らかな布で包んで保管するや、100円均一などで販売されている小さなジップケースに入れるという方法もございますのでご安心ください。
【メンテナンス】
そして指輪を外した際には、簡単なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
汗や皮脂、ハンドクリームなどの汚れが指輪に付着したままになると、
汚れやくすみの原因となります。特にダイヤモンドは親油性といい油と馴染みが良く、ダイヤモンドの輝きを鈍らせるものの1つです。
指輪を外した際にはハンカチや眼鏡ふきのような柔らかな布でさっと拭いていただくだけで綺麗な状態を長く保っていただくことが出来ます。
素材やつや消し仕上げなどの加工方法によっては市販のジュエリークロスでは、研磨剤が入っていおり、場合によっては指輪の雰囲気が変わる場合などがあるため、柔らかな布で行っていただくのが一番です。
汚れやくすみが気になった際には家庭用の中性洗剤を使って約5分ほどでできる浸け置き洗いや店舗での無償クリーニングサービスがございますので、ぜひご利用くださいませ。
【直射日光と湿気】
洗物やお風呂などではずす際に一時置きとしてジュエリートレイなど蓋のない場所に置かれる際には、窓辺などの直射日光に当たる場所は避けましょう。
指輪の素材や宝石によっては紫外線や熱で変色や劣化の原因となる場合があります。
また反対に長期間ケースなどで保管する際には湿気にも要注意です。
普段は身に着けないからと箱にしまったままにしてしまうと、ケース内に湿気がこもってしまいます。湿気によっても指輪の劣化する恐れがあるので、定期的にケースを開けて空気の入れ替えとお手入れを行っていただくのが大切です。
通気性の良い寝室の引き出しなども保管場所としてはお勧めです。
【保証書と鑑定書】
アフターサービスに指輪のサイズ直しや新品仕上げを保証期間・内容は各ブランドごとに違いはありますが承っているところがほとんどです。
その際に指輪とともに保証書が必要となりますので、指輪と同じようにまとめて保管しておくことが大切です。鑑定書も指輪について大切なものですので、紛失されないよう一緒に保管しておきましょう。
【保管場所】
何よりもどこにしまったかわからない、置き忘れたかもしれないということを避けるためには、保証書や鑑定書のように保管場所を指定しておくのが大事です。
先程申し上げた寝室の引き出し中などですと通気性のよさや、高価なものなので一目でわかる場所は避けたいという場合でも安心ではないでしょうか?
―どこ置いておくのがいいの?
自宅の場合で多く利用されるものとしては『ジュエリーボックス』『専用の蓋つきリングケース』『引き出し』、見せる収納として『ジュエリートレイ』『リングピロウ』『リングスタンド』があります。
ジュエリーボックスや蓋つきのリングケース、100円均一などによくある仕切り機能のシンデレラフィットする細かなトレイで引き出しやドレッサー内を整頓する方法では、埃や汚れの付着・傷から守ってくれるというのが利点です。
蓋つきの専用ケースは指輪が出来上がったときに使用されるケースをそのままご利用いただくことができるためご安心くださいませ。
ボックスの場合は仕切りやスリットのあるものをご利用いただくのが長く、きれいに指輪を保つことができます。またボックスを開閉することで空気の入れ替えや一目で紛失の有無を確認できるのも安心ポイントですね。
リングスタンドやリングピロウの場合は、飾っておくことで場所の把握がしやすく、おしゃれなデザインが近年増えてきていますので、インテリアとしても楽しまれたい方にお勧めの保管方法です。
お風呂のときだけや洗物といった一時置きとしてならばジュエリートレイが便利です。定位置を決めておけば紛失のリスクにも繋がらず、用事が終わればすぐにまた身に着けられるというのもメリットがあります。
仕事や外出先で指輪をはずす際にも定位置を決めておきましょう。
ポケットや鞄の中は何かの拍子に落ちてしまい紛失の原因になりやすいです。
多いのが財布に入れておくケース。
財布でも問題ないのですが、素材などによっては小銭に擦れてしまい傷がついてしまったり、鞄やポケットと同じように取り出す際に紛失に繋がる恐れもあります。
小型のジュエリーケースを持ち歩くのがお勧めではありますが、
人によっては抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
代用品としてお勧めなのが、小さめのポーチやコインケースです。
コインケースであれば幅を取らず持ち歩くのにも便利でシンプルで落ち着いたデザインも多く、100円均一など幅広く販売しているため、身近に感じていただきやすいのも利点です。
肌身離さず持ち歩きたいという場合は、リングホルダーや革紐を用いてネックレスとして着用するというのも一つの方法です。
首から下げている分、洋服の中に入れてしまえば目立つこともないので、指輪として着用が難しい場面でもネックレスなら身につけることができることもあります。
いかがでしたでしょうか?
長くきれいにご使用いただくためにも、ご注文から指輪が出来上がるまでに
どうかおふたりで指輪の保管場所や方法についてもご相談いただければ幸いです。