常にお互いの存在感じて・・・結婚指輪をネックレスにするという選択肢

おふたりの“夫婦(夫夫/婦婦)の愛の証”として身に着ける結婚指輪。

ふたりで選んで出来上がった指輪はできればずっと見につけておきたいものですが、
“ずっとは難しい”ことがある場面もありますよね。

多くお聞きするのがやはりお仕事上NGというパターン。
医療や食品関連は衛生面で、介護・保育関連では怪我をさせてしまう恐れがあるという理由により、結婚指輪を常に身につけるのは難しいことがございます。

また手作業の多い軽作業や工事現場関連の方だと指輪の変形や傷に繋がる可能性が高いためや、接客業・事務関連の職種でも会社の規約により通勤中や休日のみという場合も。

それだけでなく妊娠期間中はお指のサイズが変わるため外しておくことや、
年齢を重ねてお指のサイズが変わった際に、フルエタニティリングや全体的にミルグレインの装飾が施されたデザインなど、サイズ直しができないタイプの指輪を選ばれているなども考えられます。

でもふたりで選んだ大切な結婚指輪だから「常に身につけていたい」という思いもございますよね?

そのお悩みを解決する方法として、
「結婚指輪にチェーンを通してネックレスとして身につける」
というのはいかがでしょうか?

結婚指輪を指に着用すると目立ってしまうという場合でも、ネックレスにして服の下に着用し見えないようにする方法も!

ネックレスにすることで次のようなメリットもございます。

■サイズ直しに左右されない
チェーンに通すことによって、年齢によるお指のサイズが変化しても影響を受けずに身に着けることができます。

■紛失のリスクが少ない
勤務中身につけられない場合や家事や育児の際に指輪が傷つくことやお子様に怪我の原因とならないように指輪を着脱が増えれば、その分だけ紛失のリスクは高まります。しかしネックレスとして見つけておけば先ほど述べたように服の下に身に着けておくことなどでその手間や心配を軽減することができます。

また手作業をする際に心配となる指輪の汚れや変形にも対応できるという点も上げられます。

■ファッションの幅が広がる
結婚指輪を指輪としてだけでなくネックレスにすることでアクセサリーや服装との組み合わせを楽しむことができます。
チェーンの種類を変えることで、雰囲気も変わるためよりコーディネートの幅を広げることもおしゃれを楽しむ上で素敵ですよね。

また単身赴任といった長期出張などにより、離れて暮らすという場合には『お互いの存在を感じられるように』と“指輪の交換をして身に着ける”という楽しみ方も。

中には指輪は慣れなてないから常に身に着けるのは・・・
と抵抗のある方でもネックレスであれば抵抗感少なく身につけられるというのもポイントです!

では反対にデメリットやお悩みポイントがないのか・・・というと、こちらもやはり存在します。

□チェーンによる傷と紛失
指輪を直接チェーンに通してネックレスとして利用する際に起こりうる点として、チェーンが指輪の内側にこすれて細かな傷がついてしまうということです。
結婚指輪の傷は『ふたりで歩んだ歴史』と大切な思い出のひとつではありますが、やはりきれいな状態でいたいというの本音の部分。

金属のチェーンを選ぶ際は、結婚指輪との相性を考えて色味に統一感のある素材がおすすめです! 見た目にもカジュアルな印象とならないため、職場でも身につけやすいという点もあります。

ただチェーンには指輪と同等もしくはそれよりも硬度の低い素材を選ぶのが基本的です。金属同士がこすれあう場合、傷がつくのはより柔らかい素材です。そのため指輪より硬い材質のチェーンに通すと、指輪が傷ついてしまうという点は注意が必要です。

また紛失のリスクは少なくなりますが、まったくゼロではありません。
直接チェーンに通す方法では着脱の際に、指輪がチェーンから外れて転がることによる紛失なども考えられます。
そして運動で大きく体を動かす際にもネックレスを着用したままだと、指輪をチェーンが頻繁にこすれて傷となったり、チェーンの劣化、何よりチェーンの引っ掛かりにより危険がありますので、運動前には外しておくのが基本です。

*お勧めアイテム

指輪をなるべく傷つけたくないという場合は、指輪をネックレスにするための「リングホルダー(リングクリッカー)」と呼ばれる、指輪と瀬h-んをつなげる専用のアイテムを使う方法です。

なかにはチェーンと一体化しているタイプもあり、リングホルダーが指輪をしっかり固定してくれるため、チェーンに直接触れる心配がなく傷がつく/紛失のリスクを減らすことができます。

また金属のチェーンではなく革紐を使うという方法もございます。
革紐なら柔らかいため傷の心配がなく、太さや色といった種類も豊富で価格も安いものもたくさんあるため選ぶ楽しさがあります。

ただし汗や水分に弱い性質のあるのも革紐の特徴なため、汗をかきやすい季節には革紐の色が洋服に色移りしたり、長期間になると摩擦による汚れや劣化が考えられます。革紐をネックレスに使用する際には定期的に新しいものに交換することをお勧めいたします。

指輪の傷が気になるという方は、「新品仕上げ」「仕上げ直し」といったアフターサービスできれいにする方法もございます。
ブランドによってアフターサービスの回数や期限が設けられていることもあるため、指輪選びの際にはその点もスタッフに確認しておくことをお勧めいたします。

いかがでしたでしょうか?
お互いを感じることのできる大切なおふたりの証である“結婚指輪”。
身につける方法として、ぜひ「ネックレス」という方法も検討に入れて、
指輪探しを楽しんでいただければ幸いです。

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