人と被らない結婚指輪

結婚指輪の起源は古代ローマから始まり、生の輪廻と永遠性のシンボルとして贈られてきました。
長い歴史の中でダイヤモンドがついた指輪が一躍有名になったのは、
1477年にマキシミリアン大公がブルゴーニュ公女マリーと婚礼をおこなうときのことでした。
当時は現在のような研磨技術がなく、研磨されていないダイヤモンドを金属の台座に埋め込むだけの簡素なものでした。
ダイヤモンドは不屈の力、永遠性の象徴として皇族の結婚の儀式での間で用いられました。
長い歴史を持つ結婚指輪ですが、一般的にダイヤモンド付きの指輪が世界中に浸透したのは、
1870年にアフリカでダイヤモンド鉱が発見されたことがきっかけでした。

日本では戦後あたりからダイヤモンドがついた結婚指輪が広まりました。
以前はプラチナを素材にした、一粒ダイヤのシンプルな結婚指輪が主流でしたが、最近ではファッション性の高いリングも増えてきました。
一生に一度お迎えする結婚指輪ですから、こだわりを持ちたいものです。
オーダーメイドは自分でデザインしたり、洗練されたものを身に着けたい方にお勧めです。
世界に1つしかない特別感あふれる結婚指輪はお二人の仲をより深め、かけがえのないものとなるでしょう。

結婚指輪の決め手となるのはデザイン、リングの素材、石(ダイヤモンド)の三要素です。
結婚指輪が肌の色や自分の印象にあっているか、実用的で生涯ずっと身に着けられるものであるかを判断することも大事です。
デザインは好みのものを選ぶほかに、指にあった形のアームを見極めることが大切です。
リングの素材は鮮やかな銀発色があり、金属強度が高いプラチナがおなじみですが、
アームのデザイン、ダイヤモンドの色に馴染んでいるか、肌に合うかを確認してみましょう。
温かい印象のゴールド、柔らかで丸みのある光沢を放つシルバーもお勧めです。
お客様の中には金属アレルギーの方もいらっしゃると思いますが、安心して身につけていただける、チタン、ジルコニウム素材もございます。
シンプルなシルバー、ブルーの他に虹のような美しい発色をお楽しみいただける結婚指輪もご用意できます。
三要素のうちのダイヤモンドは4C(カラット、クラリティ、カラー、カット)で品質基準が決まります。

カラットは宝石の重さを表す単位で1カラット=0.2グラムです。
原石をカットして良質な部分を取り出して研磨するため、カラットが上がるほど高価になります。
クラリティーはダイヤモンドの表面の様子やダイヤモンド内のインクルージョンの大きさ、数、性質、場所が重視されます。
インクルージョンが少ないほど光の通りが良く輝きが増しますが、内包物は天然ダイヤモンドの証でもあります。
カラーは無色に近いほど価値が上がります。

最近では赤、青、緑、ピンクなどのファンシーカラーのダイヤモンドも稀少性が高く人気です。
カラット、クラリティ、カラーは自然によるものですが、カットは唯一人間が影響を与えます。
輝きやきらめきが出やすいように原石を切り出し、より美しく見える角度でカットして研磨をおこないます。
一つひとつ個性を持つダイヤモンド、お二人にご満足いただける一石を見つけていただけると幸いです。
「雅-miyabi-」ではお客様の予算とご希望に合わせてフルオーダー、セミオーダー、リフォームでオリジナルの結婚指輪をお作りいただけます。
お気軽にお店にお立寄りください。

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