NANTAN HIGH SCHOOL × MIYABI地元の想いを、
未来へつなぐ。

京都・亀岡の地で人生に寄り添う婚約指輪・結婚指輪を届け続けてきた「雅-miyabi-」と、地域の未来を担う南丹高校。
若い世代ならではの自由な感性と、職人の技術が融合し、“亀岡らしさ”を込めた特別なリングが誕生しました。

南丹高校 × 雅-miyabi- 地域共創リングプロジェクト

このプロジェクトが始まった理由

雅-miyabi-では、ただ美しい指輪を作るだけではなく、 地域文化や歴史、人の想いを未来へつなぐものづくりを目指しています。

今回テーマとなったのは、亀岡を象徴する「亀山城の石垣」と、 縁結びでも知られる出雲大神宮の「しめ縄」。

その土地にしかない歴史や風景を、 人生をともに歩む結婚指輪として表現したい。 そんな想いから、南丹高校との地域共創プロジェクトがスタートしました。

生徒・先生・雅スタッフによる打合せ風景 教室内で行われた企画ディスカッション

「指輪を知ってもらう」

まず学生の皆さまに、 結婚指輪・婚約指輪について知っていただく授業を実施。 指輪のデザイン、素材、形、価格などの基礎知識を学びながら、 結婚指輪の必要性や歴史、 アクセサリーとの違いについても理解を深めました。

ブライダルリングについて学ぶ授業風景 指輪の構造や素材についての資料説明

「亀岡の魅力探し」

地元亀岡をモチーフにした指輪創りをテーマに、 学生たちと一緒に「亀岡の魅力探し」に取り組みました。 景色、歴史、食べ物、建物、文化など、 地域の魅力を再発見しながら、 どの要素をリングデザインへ落とし込むかを話し合いました。

地域の魅力を調査するリサーチ風景 亀岡らしさについてのディスカッション

「企画・デザイン」

学生一人ひとりがリングデザインを考案。 多数参加の場合には班ごとに分かれ、 デザインやコンセプトを整理しながら、 地域性とブライダルリングとしての魅力を両立する企画制作を行いました。

指輪デザイン制作風景 ラフスケッチ・企画書制作風景
試作工程について

今回のリング制作では、 高校生ならではの自由で純粋な発想を、 実際に長く愛用できる結婚指輪として成立させるため、 「想い」と「技術」をつなぐ試作工程を重ねました。

■ 試作工程の特徴

① 発想を「形」に落とし込む工程が中心

高校生ならではの自由な発想は、 そのままでは製品化が難しい部分もありました。 そのため、多数のアイデアやデザイン意図を丁寧にヒアリングし、 言葉やスケッチからコンセプトを整理。 さらに、強度や耐久性を考慮した設計へ落とし込む 「再解釈」の工程を大切にしました。

② ストーリー性を大切にした設計

結婚指輪は一生身につけるものだからこそ、 単なるデザインではなく、 「出会い」「成長」「未来への願い」など、 それぞれの想いをデザインに反映。 高校生たちのアイデアに込められた物語を核にしながら、 試作を進めました。

③ 実用性とのバランス調整

アイデア性だけではなく、 長年使用しても変形しにくい厚み、 日常生活で邪魔になりにくいフォルム、 指あたりの滑らかさなど、 実用面とのバランスを何度も微調整しながら完成へ導きました。

■ 努力したこと

① イメージ共有の工夫

高校生と職人・制作者の間で認識のズレが起きないように、
3Dデータ作成
ワックス原型制作
試着用サンプルの作成
など、段階的に確認を重ねました。

② 技術面の課題克服

例えば、
細いラインの再現
曲線の滑らかな接続
特殊なテクスチャ表現
など、通常より繊細な加工が必要になる場合もあり、工具や工程を工夫しました。

③ 実想いを壊さない改良

「強度のために厚くする」「安全性のために角を取る」などの変更を加える際も、元のアイデアの良さが失われないよう何度も試作を重ねました。

■ 全体としての特徴

今回の試作は、単なる製造工程ではなく
若い感性 × 職人技術
の融合が最大の特徴です。
高校生の自由な発想を、現実に長く使える結婚指輪へと昇華させるプロセスそのものが、大きな挑戦であり成果でした。

プレゼンテーション発表風景 デザイン発表資料 南丹高校生徒の集合写真 南丹高校生徒の集合写真 デザイン投票・意見交換の様子 候補デザイン比較風景

「原型サンプル完成」

完成した原型サンプルを学生たちに確認してもらい、 微調整を重ねながら最終製品へと仕上げていきました。

幾重 -ikue- 原型サンプル

幾重 -ikue- 原型サンプル

宮美 -miyabi- 原型サンプル

宮美 -miyabi- 原型サンプル

完成した2つのリング

01|幾重 -ikue-

CONCEPT

丹波亀山城の石垣をモチーフに、 お二人の人生をこの先一生積み上げていく様を表現。 明智光秀、桔梗紋、亀山城の力強さなど、 地域の歴史や文化をデザインへ落とし込みました。

亀山城の石垣をデザインした結婚指輪「幾重」 丹波亀山城の石垣をモチーフに生まれた結婚指輪「幾重」。 幾重にも積み重なる石は、長い歳月を超えて城を支え続けてきました。 一つひとつ形の異なる石が、互いを支え合いながら強く、美しく調和するように、 お二人がこれまで育んできた愛や、思いやる心をこれからも幾重にも重ねていく――。 喜びも、試練も、ともに受け止めながら、 揺るがぬ絆を築いていくその歩みを、指元で静かに物語ります。 重ねた時間がやがて大きな力となるように。 「幾重」は、お二人の未来をそっと見守り続けます。

幾重 -ikue- 完成リング

幾重 -ikue- 完成リング

02|宮美 -miyabi-

CONCEPT

出雲大神宮のしめ縄や御影山、 四季の移ろいをモチーフに、 柔らかな曲線と上品なフォルムで表現。 二色使いのデザインと繊細なラインが特徴です。

京都府亀岡市に鎮座する、縁結びの聖地 出雲大神宮。 "元出雲"とも称されるこの古社は、古来より良縁成就の神として篤い信仰を集めています。 その社殿の奥、神聖な空気に包まれた地に鎮まるのが、強いご神力を宿すと伝えられる磐座 神乃磐座。 そこにかけられたしめ縄は、神域と現世を結ぶ象徴であり、"ご縁を呼び込む結び"の象徴でもあります。 本作「宮美(みやび)」は、そのしめ縄をモチーフに、 お宮様―神社のもつ優美さ、雅やかさ、そして凛とした佇まいをリングに昇華した作品です。 柔らかな曲線は結びの縁を、 繊細な造形は神域の清らかさを、 そして確かな存在感は磐座の揺るがぬ力強さを表現。 身に着ける人のもとへ、 良きご縁と、穏やかで美しいご加護が届きますように。 ―宮美 結びのかたちに、祈りを込めて。

宮美 -miyabi- 完成リング

宮美 -miyabi- 完成リング

学生たちの声

地域の魅力を改めて知るきっかけになった
結婚指輪という人生に関わるものを考える中で、 地域文化や歴史について深く学ぶことができました。 自分たちのアイデアが本当に形になっていく経験は、 とても貴重でした。
ものづくりの難しさと面白さを知った
デザインを考えるだけではなく、 実際に身につける人のことまで考える必要がありました。 プロの方々と一緒に制作できたことは、 大きな経験になりました。

完成リング ギャラリー

実際の商品を
ご覧いただけます

地域の想いと学生たちの感性が詰まった
特別なリングを、
ぜひ雅-miyabi-店頭にてご体感ください。